広島を拠点に各地でリノベーションデザインをしながら、
大家になることを目指しているフジイです。
本業では住宅や店舗のリノベーションを
デザインから作ることまで一貫して行なっています。
今年の春ごろ、親戚のご夫婦から
「中古住宅をフルリノベーションするから、相談乗ってくれない?」というお話から、
「全体の内装相談と造作家具の制作」をさせていただきました。
※全体の計画の記事はこちら
(URL)https://magazine-365.com/furniture-1/
相談いただいた内容は以下の6項目。
⒈ オーダーメイドの洗面台が欲しい
⒉ 手洗いカウンターが欲しい
⒊ 乾燥機の専用台が欲しい
⒋ 各所の収納を作って欲しい
⒌ 外壁を板張りしたい
今回は、その内『⒊ 乾燥機の専用台が欲しい』の計画編をお届けします。
では制作した内容をご覧ください。
要望
『洗面所に設置する乾太くん(ガス衣類乾燥機)の専用台が欲しい』というご希望。
元々専用の台は販売されていますが、これが金属製でランドリー感溢れるデザインに
なっているので、なかなか家に馴染ませることが難しいデザインです。
ポイントとしては、
・家具のように馴染むデザイン
・床おきして取り出しやすく、天板も作業台して使えるように
この2点を加味して設計しました。
プラン
参考にしたのは、リンナイのHPで紹介されている設置例。
同じ空間にある前回製作した洗面カウンター(https://magazine-365.com/furniture-3/)と同じ素材で専用台を作ることで家具のような雰囲気にすることにしました。
更に床置きにすることで天板部分を作業台として使えるように。
オーナーさんに提案した図面がこちら。
⑦の部分は排気ダクトが通る部分ですが、壁を挟んだ外壁側にエコキュートがいたため
やむなく煙突状にして回避することに。
まとめ
安く汎用品なので選ぶこともできる乾燥機や洗濯機周りの台や棚です。
更に洗面所で家族だけが使うため、生活感が出やすい見えない空間。
そこを手を抜かずキチンと家全体のバランスを考え、
家具を依頼してくれたオーナーさんの感覚は素敵だと思います。
多くの手間とお金がかかる家作りですが、
このようなこだわりが家を素敵に保つコツなのかなと学ばせてもらいました。
次回は制作編として、制作風景と完成写真をお届けします。
お読みいただきありがとうございました。
フジイ トモキ / 365 WORKS・代表
(@365_works )
「家をつくる、日々をつくる」を コンセプトに
住宅リノベーションを デザイン・セルフビルドしています。
主なお仕事
・住宅のリノベーション
・家具の製作
・DIYの相談、手助け
1990年生まれ、瀬戸内→大阪→東京→瀬戸内
▶︎Blog:Magazine 365
▶︎Instagram : @365_works
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▶︎note : Magzine 365
お読みいただきありがとうございました。
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